みなさんこんにちは。 いつも奥州中央店ブログをご覧いただきありがとうございます。 今回はスタッドレスタイヤの寿命についてです。 スタッドレスタイヤには、タイヤの使用限界を示す目印である「プラットフォーム」と「スリップサイン」の2つが付いています。
「プラットフォーム」は冬用タイヤとしての使用限度を示すサインで、新品タイヤが50%摩耗したことを示す段差です。 プラットフォームが地面に触れる状態なっていたら、冬タイヤとしてはすでに限界ということです。 スタッドレスタイヤは一般的には3シーズンから5シーズンは使用できるといわれていますが、使用環境によって摩耗や劣化の具合が変わります。 「スリップサイン」とは、残り溝の深さ1.6mmを示す目安です。タイヤの摩耗による使用限度は残り溝深さが1.6mm以上と決められています。スリップサインが1箇所でも出ると使用してはいけないことが法律で定められています。 スリップサインの現れたタイヤは雨天時の走行ではスリップしやすく、またハイドロプレーニング現象が発生しやすくなり大変危険です。 スタッドレスタイヤは新品時から接地面が50%摩耗すると、冬用タイヤとしては使用が出来なくなります。ただし残り溝が1.6mmになるまでは、夏用タイヤとして使用しても法的には問題ないため、履き潰しを検討している方もいると思います。 JAFが行った実験では乾燥路面ではサマータイヤに対してスタッドレスタイヤの制動距離は1.3倍。濡れた路面では1.9倍とほぼ2倍の距離になったデータがあります。 たとえば、急な飛び出しなど急ブレーキを必要とする時、このくらい制動距離が伸びると大きな事故や人身事故にもつながる可能性があります。 経済的な事など理由も色々あると思いますが、スタッドレスタイヤの履きつぶしは避けた方が安全に走行できます。 タイヤのチェックは無料ですので、お気軽にお問合せください。
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